福岡県立図書館は、古文書類(マイクロフィルムを含む)の収集保存と閲覧公開に加えて、これらの資料の内容を把握しやすくするため、また必要とする資料にアクセスできるように、冊子体目録を昭和45(1970)年から平成18(2006)年まで継続的に刊行しています。
当館の刊行した主な古文書等の目録は以下の2種類です。(詳細なリストはこちら)
県立図書館が原資料・マイクロフィルム・紙焼本(電子式複写)で収集した古文書類の目録です。
戦災をまぬがれた福岡県史編さん資料、黒田家文書(福岡藩政資料)、大田資料(福岡藩政資料、江戸時代絵図に特色)等が収録されており、各文書群の内容概略や、見たい資料に行きつくために必要なものです。
『福岡県文化会館所蔵 福岡県近世文書目録』を昭和45(1970)年から同58(1983)年まで、『福岡県立図書館 収集文書目録』を昭和61(1986)年第1輯から平成17(2005)年第7輯まで刊行してきました。
昭和51年度実施した福岡県古文書等所在確認調査以来、文化庁国庫補助事業として県内各地の古文書の所在調査を行い、その調査報告書として刊行してきた目録です。
目録に収録された古文書の多くは、マイクロフィルム収録分の一部を除き、当館に所蔵しているものではありませんが、広く県内の古文書類を調べる手だてとなります。
『福岡県古文書等所在確認調査報告書』(昭和52(1977)年刊)から『京築地区神楽関係史料調査 平成十三~十七年度』(平成18(2006)年刊)まで、統一シリーズ名ではありませんが、計17冊です。
※これらの目録に掲載された文書の一部は「福岡県立図書館詳細蔵書検索」 で検索できます。
資料の利用は、それぞれの所蔵機関ごととなります。
詳細は「古文書等の検索について」をご覧ください。
このページは『福岡県立図書館報 No.45』の「郷土課刊行の目録類について」を再編集したものです。