第99回全国図書館大会福岡大会

分科会

会場：アクロス福岡

電子書籍の導入を考える

大学図書館では、慶應義塾大学が独自に学術書の電子書籍化に取り組んで成果を上げています。しかし、公立図書館は電子書籍の導入が広まっていません。既に図書館で電子書籍を導入した事例を報告することで、新たに導入する際の参考にしたいと考えます。また、電子書籍を図書館に導入する際の基本となるものを提起し、出版界と共通理解が得られる基盤が何かを、広く参加者とともに検討します。また、出版界の電子書籍への取組みの例を報告して頂きます。

• １. 電子書籍の図書館への導入について：問題提起
  吉野友博（荒川区教育委員会事務局南千住図書館管理係図書館計画担当）
• ２. 電子書籍を導入した事例
  公立図書館の事例　山崎博樹（秋田県立図書館副館長）
  大学図書館の事例　入江伸（慶應義塾大学メディアセンター本部電子情報環境担当）
• ３. 出版界の電子化への取組みの事例
  学術・専門書出版社の立場から　　黒田拓也（東京大学出版会専務理事）
  一般書出版社の立場から　　　　　渡辺英明（筑摩書房編集局編集情報室部長）

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