秋には、読書の秋、食欲の秋、スポーツの秋など、たくさんの「秋」があります。過ごしやすい気候が続くので、何かに打ち込みたくなる季節ですね。いろんな「秋」の中で、今回は「芸術の秋」に注目! 芸術に関する本を集めました。読んでみて興味を持った作品がありましたら、本物を見に行く旅の計画を立てることをオススメします。美術・芸術を少しでも身近に感じていただけたら幸いです。
「すぐわかる画家別印象派絵画の見かた」・島田 紀夫/監修・東京美術
この本は印象派を代表する18人を画家別に紹介している1冊です。面白いところはプロフィールなども細かく紹介されているところ。どんな人物が描いたのかを知って作品を見ると、また違った楽しさがあるかもしれません。あの有名なゴッホは「頑固で強情な性格」だったそう。さて、彼はどんな作品を残したのでしょうか?(た)
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「イラストで読む奇想の画家たち」・杉全 美帆子/著・河出書房新社
時代の流行なんかには乗らず、我が道を貫く。筆者は冒頭で「『発想が変わっている』そして『誰も描かなかった絵を描かずにはいられなかった』画家たちにスポットライトを当てました」と述べています。この一言に尽きます。作品が印象的なことはもちろんですが、画家の人となりにも、大変興味を惹かれます。美大卒の筆者の解説とイラストで、西洋美術史に名を残す名画たちが、ちょっとだけ身近に感じられます。さあ、気になった画家の画集を探しに行きましょう。(う)
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「江戸絵画を知りたい。」・学研パブリッシング
江戸時代の絵と言われて思い浮かべるのは何でしょうか?
葛飾北斎の富嶽三十六景神奈川沖浪裏や、狩野山楽の龍虎図屏風に俵屋宗達の風神雷神図屏風。絵ではなく画家の名前を思い浮かべた人もいるでしょう。
この本には江戸絵画を狩野派、琳派、禅画、浮世絵、京画檀と奇想派、南画の6つに分けて面白く解説してあります。あなたの好きな江戸絵画は見つかるでしょうか?(お)
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「子どものためのアートブック」その2・ファイドン
みなさんは、美術館や博物館の展覧会へ行ったことありますか?
たくさんの展示品を自分なりに見て回るのはもちろん楽しいのですが、その作品についての専門家である学芸員のギャラリートークを聞いてみると、「ふーん」と通り過ぎてしまうような作品でも、立ち止まって見つめるきっかけが増え、新鮮な驚きをもって、さらに楽しめます。この本は、そんな学芸員のギャラリートークのような本です。実際に展覧会に行ったような気持ちで、作品をながめ、お気に入りの作家や作品を見つけてみてください。(や)
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