私たちはたくさんの「法律」というルールに従って生きていますが、誰がどうやって、どういった仕組みで作られているのか意外と知りません。今月は、「法律から考える社会のしくみ」と題して、法律に関する本を集めました。ぜひ、これらの本を手に取って、選挙権年齢が18歳以上に引き下げられた意味を探していただけたらと思います。
「ロースクール生と学ぶ法ってどんなもの?」 東大大村ゼミ/著 / 岩波書店
法律って少し難しそうに思いますよね。けれども、あなたの生活の中にも法律が関わっていると思うと身近に感じませんか?たとえば、校則や文化祭など学校内でのこと、放課後や学校外でのこと。この本の後半では“10代のきみも法律と無関係じゃない”というテーマで未成年と法について話が進んでいきます。日常に起きる問題や疑問を通して、法律を知るきっかけになる1冊です。(しん)
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「憲法が教えてくれたこと」 伊藤 真/著 / 幻冬舎ルネッサンス
祖父から送られた日本国憲法の本。著者はそれをきっかけに、日々の高校生活の中で憲法の意味を自分なりに理解していきます。日本国憲法は『自分らしく自由に楽しく生きたいと思ったときのお守り』だそうです。憲法のことを考えるための参考書として読んでいただきたい1冊です。(ほ)
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「十代のきみたちへ」日野原 重明/著 / 冨山房インターナショナル
100歳を越えてもなお、医師としての活動を続ける著者が、やさしい言葉で日本国憲法の意義をとき明かしています。日本国憲法は、国民のいのちを守る『いのちの泉』のようなものと語っています。いのちを守る医師として、そのメッセージは心に響くものがあります。日本国憲法を通して平和やいのちの尊さについて考えさせられる1冊です。(し)
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「知らないようでやっぱり知らない日本のしくみ」木村 恭子/著 / 日本経済新聞出版社
みなさん、「1票の格差問題」といえば、社会の授業やニュースなどで一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。格差が生まれる要因って何だか分かりますか?この本にはその答えが隠されています。この本で、法律のこと、政治のこと、選挙のこと、勉強してみましょう!(早)
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