【言葉(ことば)】(社会ごとに決まっていて、人々が感情、意志、考えなどを伝え合うために用いる音声のまとまり。また、それを文字に表したもの。また、それらの表現行為。 現代国語例解辞典より)名言、セリフ、決まり文句、、、世の中にあふれている「ことば」に関する本を集めてみました。
万葉びとの暮らしと生きざま/ 渡辺 康則/著/ 大空出版
福岡県出身の漫画家、末次由紀さんの著書『ちはやふる』の人気で「百人一首」に興味を持たれた方も多いのではないでしょうか。今回は、昔の人が使う言葉に親しみがなく、少し難しい印象を持たれている方におすすめしたい本です。日本最古の和歌集『万葉集』に収められた歌を、面白い視点で、親しみやすく解説されています。昔の人たちが、どのような暮らしの中で、どのような感情を歌に詠んでいたのか、楽しく知ることができる1冊です。(こや)
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ボールのようなことば。/ 糸井 重里/著 / 東京糸井重里事務所
誰かの名言が心に突き刺さったり、支えになったりすることもあるけれど、私たちの毎日は、美しく、正しく、やわらかい言葉だけで成り立っているわけではありません。ことばに傷つき振り回されたり、誰かのことばで気持ちが上下左右にぶっとばされることもあります。この本は、自分の中に育つことばを探したいと思っている若い人たちへ向けてぽーんと放られたボール、おじさんとのキャッチボールをしながら、ことばの手触りをたしかめさせてくれます。(やな)
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動物と話せる女性ハイジ/ ハイジ/著 / ワニ・プラス
あなたは、動物達と言葉を交わし、理解したいと思ったことはありますか? この物語は、テレビ番組で有名となった、動物と“会話”ができる女性ハイジという人物について描かれています。番組では、ハイジが動物達の声やイメージを伝えてくれますが、この本にはハイジの生い立ちやアニマル・コミュニケーターになるまでの貴重な体験を知ることができます。一つ一つの物語に不思議と感動と愛が詰まった一冊です。(ほり)
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ことばの力 2/ あさの あつこ/監修/ 鈴木出版
「好いてくれる人はなく、そもそもが、自分で自分をあまり好いてはいなかった。今はちがう。自分が好きだ」(ルイス・サッカー著『穴』) 「今、今、今だけでいい。過去も未来もいらないんだ。今この時の快感がほしい。」(濱野京子著『フュージョン』) 作品中タイミングよくはなたれたセリフ、いつまでも頭に残り離れない。あと残り99セリフ、読むしかない。(なが)
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中学生・高校生におすすめする「ことばとは」の本たち
