今月のテーマは、ズバリ「MUSIC」。図書館といえば静寂といったイメージがありますが、意外と音楽に関する本がたくさんあるんです。吹奏楽やバンドを舞台にした小説、楽器の教本、音楽系の雑誌などいろいろ取り揃えています。秋の夜長、好きな音楽をBGMにしながら読書で夜更かしなんていかがでしょうか。
文化祭オクロック/ 竹内 真/著/ 東京創元社
皆さんは、学校行事に楽しく参加していますか。何か面倒くさい、という声も聞こえてきそうですが、この本を開けば、好きな分野を活かして、学校行事に参加したい!!なんて思いが芽生えるかもしれません。舞台は、県立東天高校の文化祭「東天祭」、文化祭限りのラジオ放送「FM東天」を中心に物語が進みます。沢山紹介されるリクエスト曲を実際に聴きながら読み進めたくなる一冊です。(こや)
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拝啓十五の君へ/ NHK全国学校音楽コンクール制作班/編 / ポプラ社
皆さんは今、何を思い、未来の自分の姿をどう思い描いていますか。ある日、一人の女性歌手が、かつて自身が書いた「未来の自分へ」の手紙から一つの曲を作りました。その曲は、今を生きる中学生達の心情と葛藤する姿を映し出していて、その姿に、私自身の過去の様々な思いが蘇り、胸が熱くなりました。この本は、歌手アンジェラ・アキさんの「手紙〜拝啓十五の君へ〜」にまつわる彼女と中学生達との対話をつづった物語です。(ほり)
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学校では教えてくれない人生を変える音楽/ 雨宮 処凛/著/ 河出書房新社
あなたの大好きな曲は何ですか? 音楽と自分、一対一で向き合って心動かされたこと、つらく、しんどかった時期を音楽や歌の力で乗り切ったこと、音楽を通じて素敵な思いを、ほかの人と共有したことはありますか? この本は各界で活躍する26人の大人が、自分の愛する音楽を熱く語っています。あなたが出会った音楽や、これから出会うかもしれない音楽が、いつか、あなたを励ましたり、癒したり、あなたの人生を変えたりすることがあるかもしれません。(やな)
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拍手のルール/ 茂木 大輔/著/ 中央公論新社
数々の楽団の指揮をつとめてきた著者が、ハードルが高く感じるクラシック鑑賞について、指揮者ならではの目線で解説しており、読み終わった後にクラシック鑑賞が少し身近なものに感じられます。タイトルの拍手のルールの項目では、拍手自体がクラシックの演奏方法ではと感じるほどの熱の入った解説っぷりです。(なが)
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中学生・高校生におすすめする「ことばとは」の本たち
