毎年度末の恒例企画、青少年と暮らしの交流室から選ぶ図書館職員おすすめ本を展示しています。ふだんあまりお話をする機会がない職員たちがいったいどのような本を選んでいるのか興味ありませんか?春に向けてパワーが出る珠玉の30冊を選んでみました。
生きものの持ちかた/ 松橋 利光/著/ 大和書房
「自然の中で生身の自分が生きる方法を知っている」大人に憧れています。これはアウトドア製品を買いそろえて身にまとうことではなく、この本に出てくるような、生きものを無駄に傷つけず、持つ人間もケガをしない持ち方ができるということに近いと思います。身近な虫やペットから、絶対に試しちゃダメと注意書きのある危険生物まで、いろんな生きものを持って見せてくれるその道のプロたち、かっこよすぎです。(やな)
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スタートライン /喜多川 泰/[著] /ディスカヴァー・トゥエンティワン
あなたは今、どのような目標に向かって自分の可能性を確かめていますか? この本は、自分の中にある葛藤と、将来への不安を感じながらも過ごす高校生の男女が出会って成長していく物語です。人は幾つになっても、自分の未来は誰にも分かりません。だからこそ、やりたいことに本気で生きることが大事だと改めて感じました。是非この本を読んで「新たな物事を始めるきっかけになった」と感じてもらえたら良いなと思います。(ほり)
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大論争!哲学バトル / 畠山 創/著 /KADOKAWA
様々なテーマを、歴史上の哲学者たちが時代を超えて討論するという画期的な企画本です。この本の読みどころは、色々な哲学者や思想家の意見を知ることができることです。答えはひとつではないということを再認識するとともに、自らの意見もぜひ追及してみてください。興味あるテーマだけ読み進めることも出来るので、哲学書に抵抗があるかたにも、気軽に手に取っていただきたい一冊です。(こや)
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2の冒険 /松田 行正/著・造本デザイン /牛若丸
2の累乗を、0乗から102乗までさまざまなフォント、イラストを用いて紹介した非常に珍しい本です。2の累乗は、1枚の紙を延々と半分に折っていくのをイメージするとわかりやすいかもしれません。厚さ0.16mmの紙を42回折れば厚さは70万kmとなり(理論的には)、地球から月に余裕で到達する距離となります。 「フォント」、「数字」、「空想」。この3つのキーワードにピンとくる方は必読です。(なが)
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中学生・高校生におすすめする「あなたにおすすめ!この1冊」の本たち
