いろんな怖い話を集めてみました。妖怪や幽霊の話、奇妙なできごと、ミステリーやホラー、薬物や毒などの危険の話など、怖い話にもいろいろあります。暑い夏こそ、寒気がするような怖い話を読んでみてはいかがですか?(読書の合間には、水分補給をお忘れなく!)
かかし / ロバート・ウェストール /著 / 徳間書店
つよい孤独は、人の心に悪しきものを呼び入れてしまうことがあります。サイモン少年が見つけた3体のかかしは、少年が心を閉ざして誰かに憎しみを感じるたび、少しずつ近づいてきます。中身は少し湿った藁が詰まっているだけのはずなのに、とても不気味なかかしが出てきます。サイモン少年の夏休みのたたかいの結末は…。(や)
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ホートンミア館の怖い話 / クリス・プリーストリー/著 / 理論社
母を亡くし身寄りがなくなったマイケルは、後見人のスティーヴン卿の元でクリスマスを過ごすことに。道中ではマイケルに向かって叫び、助けを求めるような女の姿が。異様な気配が満ち、暗い雰囲気をまとった館でも奇妙な出来事が次々に起こります。ホートン・ミア館に隠された悲しい過去とは一体なんなのか?マイケルが呼び寄せられた理由とは? ホラー小説のゾクゾク感に加えて人間の恐ろしさも垣間見える物語です。(た)
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人形遣いの謎 / C.ヴァルスツェック/著 / 未知谷
あなたは、まるで人間のように動き、感情が表れる人形を見たことがありますか。
ある日、人形芝居を行っていた人形遣いから腕を見込まれた少年が、人形遣いの野望の為に生きているような人形を作ります。その後、人形遣いは人知れず夜中に自作の芝居を行い、次第に言動に異変が生じます。この本を通じて、傷のある男、死神、ロウソクの火、秘密の印など多くの謎が明らかになるまで、得体の知れない恐怖を感じてみて下さい。(ほ)
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不思議な子どもたち 琉球怪談百絵巻 / 小原 猛/作 / ボーダーインク
夏の沖縄と聞くと何を思い浮かべますか?青い海や見事なサンゴ礁、バカンスにぴったりの舞台ですね。でも沖縄には、ウチナーンチュの間でのみ語り継がれる怖い話も盛り沢山です。本書は、沖縄のお友達やオジイ、オバアが体験した恐怖の物語を百も集めた珠玉の一冊です。読めばひんやり、涼しい風が背中を吹き抜けること間違いなし。沖縄の文化や風習にも詳しくなれるかも!?熱帯夜のおともにぜひどうぞ。(ふ)
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