今月は「日本の歴史」をテーマに神話の時代から現代まで様々な日本の歴史に関する本を集めてみました。毎年2月11日は「建国記念の日」です。この機会に「日本の歴史」に触れてみてはいかがでしょう。
古事記・日本書紀のすべてがわかる本 / 多田 元/監修 / ナツメ社
「古事記」と「日本書紀」は、どのように作られたのか、どんな内容なのか知っていますか。この有名な二つの歴史書は、ほぼ同じ時期に作られましたが異なる特徴を持って書かれています。
本書は、それぞれの書の特徴を始め、イザナキやイザナミ、アマテラスなど様々な神様が登場する神話、天皇について、古代人の生活についてなど、写真やコラム、解説などを交えてとても分かりやすく書かれている一冊です。日本の歴史を楽しく知ってみませんか。 この本を予約カートに入れる
日本史百人一首 / 渡部 昇一/著 / 育鵬社
人々は、昔から様々な場面で歌を詠んで、そのときの心情や光景などを残してきました。今回おすすめする本は、数々の歴史上の人物が残した歌から、歴史の背景を描くという試みがされています。聞き覚えのある歌も多く取り上げられています。目次を参考に、一日一首を詠んでもよし、本書の初めから順に歴史をたどってみてもよし、好きな読み方ができる本です。一首でも興味のある歌があれば覚えてみるのもおすすめです。 この本を予約カートに入れる
使ってみたい武士の日本語 / 野火 迅/著 / 草思社
「卒爾(そつじ)ながら、お名前は?」と尋ねられ、「拙者、○○で御座る」と真面目に答える方は、今は「おさおさ」いないでしょう。しかし150年ほど前までは、髪を結った侍たちが、そんな日本語を話していたのです。本書は、時代小説に登場する人物たちの会話を例に、時代背景を踏まえながら、かつての侍言葉をわかりやすく紹介しています。この文中にも、彼らの話す日本語を少し使ってみました。ぜひご一読いただいて、「いかさま」とご納得いただいたなら、恐悦至極。
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うそだったのか日本史 / 高野 澄/著,松本 麻希/イラスト / 新人物往来社
みなさんがよく知っている時代劇や歌舞伎の中に出てくる話には、本当は違うものや後世に脚色されたものなどがあります。この本はそういった「え、本当はそうなの」といった話がまとめてあり、日本史の話をするときにネタになりそうな本です。学校の授業では出てこないような話もありますので、この機会に是非ご覧ください。
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