みんなのおすすめ本(08年度)

今月はこの1年間に寄せられた皆さんのご意見を中心に「おすすめ本」を紹介します。
中高生・大学生・学校の先生たちに紹介してもらったおすすめ本は、手書きPOPを添
えて青少年室展示スペースに展示しています。


中高生&大学生の「おすすめ本」

11月に中高生を対象とした1日図書
館員体験を実施しました。
この他にも、7月に高校生のインター
ンシップ、8月に大学生の職場体験、
9月~10月に中学生の職場体験が
ありました。
それぞれの行事の参加者の方に教
えてもらった「おすすめ本」を紹介し
ます。
書名 著者名 請求記号
イギリス発日本人が知らないニッポン 緑ゆうこ/著 302/1/350
トコトンやさしいユニバーサルデザインの本 宮入賢一郎/著 501/8/169
佐藤さん 片川優子/著 913/カタカ
七人の魔法使い ダイアナ・ウィン・ジョーンズ/著 930/シヨン/S
図書館戦争 有川浩/著 F/ア205/1
チーム・バチスタの栄光 海堂尊/著 F/カ179/1
心霊探偵八雲  赤い瞳は知っている 神永学/著 F/カ193/1-1
妖怪アパートの幽雅な日常 1 香月日輪/著 F/コ140/1-1
キノの旅 The beautiful world 時雨沢恵一/著 F/シ189/1-1
スピン 山田悠介/著 F/ヤ132/10
ひぐらしのなく頃に 第4話 暇潰し編 竜騎士07/著 F/リ18/1-4

先生たちの「おすすめ本」

8月に小学校・中学校・高校の先生たちの
研修がありました。
図書館業務を経験された先生たちに教え
てもらった「おすすめの本」を紹介します。
書名 著者名 請求記号
子どもだって哲学 2 自分ってなんだろう 和田秀樹/著 山本容子/著 114//69-2
世界を見る目が変わる50の事実 ジェシカ・ウィリアムズ/著 302//66
電子 「電気ポット」と「電子ポット」の違い、わかりますか? 由崎一/監修 549//158
三国志 1 羅貫中/作 渡辺仙州/編訳 920/ラ/S1
十二番目の天使 オグ・マンディーノ/著 930/マンテ/S
リンダリンダリンダ 向井康介/脚本 宮下和雅子/脚本 F/ム40/1
リアル鬼ごっこ 山田悠介/著 F/ヤ132/1

あなたの「おすすめ本」

青少年と暮らしの交流室には、「あなたの
おすすめ本を教えてください」という箱を置
いています。
みなさんに教えてもらった本の中で、青少
年と暮らしの交流室に置いてある「おすす
めの本」を紹介します。
書名 著者名 請求記号
うちの3姉妹 松本ぷりっつ/著 599//264
天然コケッコー 映画ノベライズ くらもちふさこ/原作  渡辺あや/脚本 913/6/141
ルーンの子供たち 1 ジョン・ミンヒ/著  酒井君二/訳 920/シヨン/S1
ネアラ 1 ティム・ワゴナー/著 930/ネアラ/1
The MANZAI あさのあつこ/作 鈴木びんこ/画 F/ア195/7-1
魔王 伊坂幸太郎/著 F/イ237/S6B
ミカ×ミカ! 伊藤たかみ/著 F/イ262/2-2
夏と花火と私の死体 乙一/著 F/オ215/9
さみしさの周波数 乙一/著 F/オ215/13
鳥籠荘の今日も眠たい住人たち 1 壁井ユカコ/著 F/カ200/1-1
扉の外 土橋真二郎/著 F/ト89/1
“文学少女”と慟哭の巡礼者(パルミエーレ) 野村美月/著 F/ノ50/1-5
恋空 切ナイ恋物語 美嘉/著 F/ミ156/1
永遠の夢 百音/著 F/モ92/1
レイン 雨の日に生まれた戦士 吉野匠/著 F/ヨ80/1-1

図書館員の「おすすめ本」

ハートランド物語1 15歳の夏

ローレン・ブルッグ/著  あすなろ書房  930/フルツ

 怪我や心に傷を負った馬を預かり、治療していく厩舎ハートランド。ここで15歳の
エイミーは、素晴らしい才能を持つ母に馬への接し方や治療方法などを教わりなが
ら、充実した日々を送っていた。
 ある日エイミーは納屋に置き去りにされた馬を助けに行くため、嵐のなか母と車で
向かう。その途中、稲妻とともに目の前の木が倒れかかってくる。8日間の眠りから
目が覚めたエイミーは、姉のルーから母の死を聞かされ自分のせいだと心を閉ざし
部屋にこもるようになる。
 しかし、母の遺したハートランドを守るため、現実的な姉のルーとぶつかりながら
も、エイミーは母の代わりとして馬の治療をやっていくことにする。

「ルパンとレモン」(『檸檬のころ』収録)

豊島ミホ/著  幻冬舎  F/ト75/4

 中学時代、野球部だった西は部活を引退した後で、吹奏楽部の秋元となんとなく
付き合っていた。二人で図書館に行って勉強して、無事に同じ北高に入学すること
ができたのだが、なかなか好きだと言えないまま、二人の距離は開いていった。
 高校でも野球を始めた西は、エースの富蔵と出会う。チームのムードメーカーであ
り、明るく積極的な富蔵も秋元のことが好きだという。西は、いつしか、秋元のことが
好きな富蔵の友達としてしか、秋元に接することができなくなっていた。 ある日、偶
然、秋元と電車で出会った西は気まずい空気が流れる中、彼女に話しかけるが・・・。