展示期間:令和6(2024)年8月1日(水曜日)から令和6(2024)年11月30日(土曜日)
元寇とは、鎌倉時代中期に元(蒙古)により2度にわたり行われた日本侵略(文永の役・弘安の役)をいい、蒙古襲来ともいわれています。
1度目の侵攻である文永の役(文永11年/1274年)では、約30,000人の軍兵と900艘の軍船が対馬に上陸ののち、博多湾西部の今津、百道原に侵攻。
博多や、ここ箱崎も猛火に包まれました。元軍が撤退した後、鎌倉幕府は元の再度の襲来に備え、健治2年(1276年)3月から8月にかけて海岸に
石築地(防塁)を築きました。
防塁は博多湾沿岸の今津から香椎に至る約20㎞にわたって築かれ、石塁は水際がら約50mの距離に自然石または割石で築かれました。
現在では保存整備が進み、市内数か所で当時の防塁の姿をみることができます。
2024年は文永の役から750年。今回の展示では、ふくおか資料室の収集資料の中から、元寇に関する資料を紹介します。ぜひご覧ください。
文永の役関連年表
今回の主な展示資料
今回の展示資料目録