調査・質問内容
質問番号 |
0000023891 |
状態 |
受付済 |
質問日 |
2020/05/28 |
「お座敷小唄」事件について調べている。
資料をさがしてほしい。
図書館からの回答
回答状態 |
公開済 |
公開日 |
2021/02/18 |
関連質問番号 |
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◆参考資料1『別冊ジュリスト』1987年2月91号 p90-91
「Ⅱ著作権<一般> 41作詞者の不明―「お座敷小唄」事件
横浜地裁昭和四二年四月二七日判決
(昭和四〇年(ワ)第一六四号・第八五七号損害賠償請求事件及び当事者参加事件)
(最新著作権関係判例集Ⅰ巻四一五頁)
<解説>一 本件は、旧著作権法のもとにおいて、ヒット曲「お座敷小唄」の作詞者が誰であるかが争 われた事件である。(以下略)
<参考文献>伊藤信男・著作権事件100話四九〇頁
阿部浩二・著作権とその周辺 一四五頁 の記述あり
◆参考資料2『最新 著作権関係判例集』p415-433
「4 お座敷小唄事件」
【コメント】 流行歌「お座敷小唄」は、マヒナスターズの和田弘が広島で採集した、作者不明のものである。和田弘が、作詞も作曲も手を入れたことはもちろんである。ところで、いろんな人が自作だと名乗り出たが、曲の方は、陸奥明の二九年作曲の「籠の鳥エレジー」を原曲にしているとされ、実務上そう取り扱われている。問題は作詞である。草加市に住むO氏は、自分が戦地で作つたものだとして、日本ビクターと和田弘を相手に、損害賠償の訴を横浜地裁に起した。訴訟の進行中、広島のK氏が、自作であるとし、訴訟参加をしてきた。裁判所は、原告及び当時者参加人の請求を棄却した。(以下略)」の記述あり。
【判決文】の掲載あり
◇参考URL1 https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/3001819
デジタルコレクション『著作権事件と著作権判例 : 側面より見た著作権発達史』
三六、昭和四十二年・「お座敷小唄」事件の記載あり。
〇新聞記事
朝日新聞 2019年5月11日 朝刊 3p
「(サザエさんをさがして)著作権 作者不明なら堂々と」
お座敷小唄に関する訴訟についての記述あり
朝日新聞 1967年4月28日 朝刊 14p
「原告が敗訴〝お座敷小唄〟の著作権」
読売新聞 1965年2月19日 朝刊(神奈川)
「お座敷小唄に〝盗用〟の訴え 損害賠償せよと元大尉さん」
読売新聞 1965年2月19日 朝刊(埼玉)
「「お座敷小唄」は私の作詞 賠償金を支払え」
毎日新聞 1967年4月28日 朝刊 15p
「マヒナ・スターズ側が勝訴 お座敷小唄論争」
参考文献
参考URL
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