事例詳細

調査・質問内容

質問番号 0000036477
状態 受付済
質問日 2024/09/13

国連安全保障理事会の会議場にある壁画の作者を知りたい。
また、その作者の他の作品を見たい。

図書館からの回答

回答状態 公開済
公開日 2025/03/29
関連質問番号

【作者について】
作者名:Per Krohg 1889-1965(ペール・クローグ、ペル・クローグ、ペール・クロフ、ペール・クルーグ)

◆参考資料1『日本大百科全書 9 こうは‐さう』
p.166-173「国際連合」の項目あり。
p.169 左上に安全保障理事会会議場のカラー写真あり。
「(前略)正面の絵は、ノルウェーの画家ペル・クローグが描いたもので、過去、現在、未来を象徴的に表現している」と記述あり。

◆参考資料2『ブリタニカ国際大百科事典 [22] 小項目事典(第2版改訂)』
p.621「クローグ Krohg, Per」の項目あり。
「1889.6.18.オスロ~1965.3.3.オスロ ノルウェーの画家。(中略)代表作はオスロ市庁舎壁画および国連安保理事会会議場壁画。(後略)」と記述あり。

◆参考資料3『戦争記念碑は物語る』
p.282-292「第22章 国際連合 国連安全保障理事会会議場の壁画」の章に下記のとおり記述あり。
p.284「(前略)円形の討論台の上の壁には、幅約九メートル、高さ約五メートルの巨大な絵画が掲げられており、この会議室を完全に支配している。この絵は、第二次世界大戦後にノルウェーの画家ペール・クローグによって作成されたもので、そこには長年の戦いを経て息を吹き返した世界が描かれている。(以下略)」と記述あり。絵についての詳しい記述もあり。
p.285「ペール・クローグの壁画の詳細画像。」モノクロ掲載あり。

◆参考資料4『国連安保理改革を考える』
p.3-22「序章 安保理案内 1.安保理の活動が行われる場所」の章に下記のとおり記述あり。
p.3「(前略)安全保障理事会議場の設計はノルウェーの建築家のアルン・シュタイン・アーンベルグが行い、費用はノルウェー政府が寄付した。正面にはノルウェーの画家ペル・クローグが描いた争いなき世界に向けての闘いの壁画が飾られている。(以下略)」と記述あり。
表紙にカラー、p.4にモノクロで壁画の掲載あり。

◆参考資料5『国連ファミリー・パーフェクトガイド』
p.21 安全保障理事会会議場のカラー写真あり。
「(前略)壁をかざるのは、戦争からの再建を象徴する不死鳥を描いたといわれる、ノルウェーの画家ペール・クロフによる油絵。」と記述あり。

◇参考URL1「Security Council Chamber - Painting by Per Krohg (Norway-1952)」(国際連合ホームページ)
壁画の説明あり(英語)。カラーで壁画の画像あり。

【作品について】
◆参考資料6『世界美術大事典 2』
p.180「クルーグ、ペール・ラーション Per Larsson Krohg」の項目あり。
「(前略)三三年オスロに戻ってからは、労働や当時の社会的不安を扱った叙事詩的な大壁画を次々に制作している(オスロ大学図書館の壁画 一九三三年、オスロ市庁舎の装飾 一九三九~四九年)。」と記述あり。

◆参考資料7(◇参考URL2)『ライフワールドライブラリー [15]』
p.142(147コマ) ペール・クローグのカラー写真掲載あり。
「ペール・クローグが陽気なサーカスの絵の前に立っている。(中略)彼はオスロで多くの壁画を仕上げたが、ニューヨークの国連本部にも壁画を1つ描いている。」と記述あり。
p.154(159コマ)「スカンジナビア文化の著名な人物と主要作品」の項目に「ペール・クローグ」について記述あり。

◆参考資料8(◇参考URL3)『世界美術全集 第35巻』
図版32(30コマ)「蹄鐵工」「ペール・クローグ作」の掲載あり。
p.47(106コマ)「蹄鐵工」 の解説あり。

◆参考資料9(◇参考URL4)『世界美術全集 別巻第2巻』
図版122(77コマ)「港(其二)」「ペール・クローグ作」の掲載あり。
p.37-38(105-106コマ)「港(其二)」の解説あり。

◇参考URL5「Nasjonalmuseet」(ノルウェー 国立美術館)
生没年等掲載あり(英語へ切り替え可)
ページ下部にスクロールしていくと、Per Krohgの作品(絵画)が閲覧可能。

参考文献

タイトル 注記
日本大百科全書 9
ブリタニカ国際大百科事典 [22]
戦争記念碑は物語る
国連安保理改革を考える
国連ファミリー・パーフェクトガイド
世界美術大事典 2
ライフワールドライブラリー [15]
世界美術全集 第35巻
世界美術全集 別巻第2巻
北欧文化事典
西洋美術全集絵画索引
西洋美術作品レファレンス事典 第2期絵画篇
西洋美術作品レファレンス事典 絵画篇19世紀印象派以降
西洋美術作品レファレンス事典 個人美術全集・絵画篇2

参考URL

タイトル 注記
国際連合ホームページ「Security Council Chamber - Painting by Per Krohg (Norway -1952)」 (2024.11.11最終確認)
国立国会図書館デジタルコレクション 『ライフワールドライブラリー』第2期 第15巻 ライフ編集部 編 時事通信社 1963 ※国立国会図書館/図書館・個人送信限定 (2024.11.11最終確認)
国立国会図書館デジタルコレクション 『世界美術全集』第三十五卷 平凡社 編 平凡社 昭和5 ※国立国会図書館/図書館・個人送信限定 (2024.11.11最終確認)
国立国会図書館デジタルコレクション 『世界美術全集』別卷第二卷 平凡社 編 平凡社 昭和7 ※国立国会図書館/図書館・個人送信限定 (2024.11.11最終確認)
ノルウェー 国立美術館「Nasjonalmuseet」 (2024.11.11最終確認)

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