事例詳細

調査・質問内容

質問番号 0000039237
状態 受付済
質問日 2025/04/26

福岡にあったCIE図書館について知りたい。

図書館からの回答

回答状態 公開済
公開日 2026/03/24
関連質問番号

参考資料1『福岡アメリカン・センター40年』p.8-11に下記内容の記載あり(引用を含め項目ごとにまとめた。引用部分は「 」)。

【成立】戦後、GHQ(連合国最高司令部)は「日本国民が自由に海外の最新の情報文化と接触できるようにすることが日本の民主化に役立つ」という考えから、CIE(連合軍総司令部民間情報教育局)を発足させる。「情報と教育というソフトな手段で日本人の心の中にアメリカを浸透させ、占領政策の円滑な遂行をはかろうという狙い」であった。「成人教育の分野では図書館の近代化が強調」され、「そのモデルとなったのがCIE図書館であった。」
 「1948年4月19日、東公園(福岡市)の旧武徳殿に福岡CIE図書館がオープン」した。「東京、名古屋、京都、大阪に次いで5番目」。

【利用者】「自然科学だけでなく、社会科学、人文科学あらゆる分野の研究者が」戦時中にもたらされなかった「新しい情報、資料、科学や医学の最新情報を求めて訪れた」。「利用者は学者、研究者、学生、ジャーナリスト、公務員などが多かったが、もちろん一般市民もよく利用した。」

【目的】「CIE図書館は戦後日本にアメリカの公共図書館サービスの姿を目の当たりに紹介するのが目的だった。開架式に図書・雑誌が置かれ、誰でも自由に手に取って読める。」「貸出書に書名や番号を書いて」出し、司書に書庫の「本を出してもらって借り出す」日本の図書館とは天と地ほどの違いである。」

【経過】1952年(講和条約が発効して日本は独立国に)、占領軍が去り、「全国で23都市にあったCIE図書館も逐次縮小、閉鎖になり、福岡アメリカ文化センターが福岡・長崎・熊本・北九州のCIE図書館を引き継いだ。」
 「1972年に「福岡・アメリカンセンター」と改称され」た。

◆参考URL1「CIEインフォメーション・センターの図書館サービスについて 九州編」
2「福岡センター」の項に、福岡センターの概要、利用者、貸出等の統計値が記載されている。また、福岡センターの4分館(北九州(小倉)、大分、大牟田、佐賀)についての記述がある。

 

 


参考文献

タイトル 注記
福岡アメリカン・センター40年 p.8-11

参考URL

タイトル 注記
CIEインフォメーション・センターの図書館サービスについて 九州編 (今まど子) 2026.03.13最終確認

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