事例詳細

調査・質問内容

質問番号 0000039310
状態 受付済
質問日 2025/08/13

JR千早駅(福岡市東区)の場所は、かつて海であり、海の上を列車が走っていたときいた。
このことが確認できる資料があるか。(中学生の調べ学習)

図書館からの回答

回答状態 公開済
公開日 2026/04/14
関連質問番号

◆参考資料1『香椎東』
p.4-7に「各年代の地形図」の項があり、明治期から平成期まで各年代の地形図が掲載されている。
p.4の「明治34年発行地形図」(明治33年測図)とp.7の「平成20年発行地形図」(平成19年更新)を比較すると、現在のJR千早駅の場所は明治時代は香椎潟の海中にあり、その上を線路が通っていたことが分かる。

また、p.10には図3「香椎潟頓宮地之図」(明治30年頃)があり、海上を列車が走っている様子が描かれている。

また、香椎地域の海岸線の変遷については、p.144-146「香椎潟の埋め立て」の項で確認できる。

◆参考資料2『糟屋郡志』
p.28に「舞松原」の項があり「明治二十三四年頃香椎潟を横きりて鐡道線路の堤塘築かれ」とある。

◆参考資料3『香椎』
表紙に参考資料1にも掲載されていた「香椎潟頓宮地之図」があり、「香椎潟を走る汽車ポッポ 先頭が(現)千早駅付近」とキャプションがある。
また、「香椎地域の変遷」の項には「当時、千早駅周辺は海の中を汽車が走っていました。」とある。

◆参考資料4『博多駅史』
p.55に「明治26年六花庵編纂の九州鉄道便覧」が掲載されており、「香椎潟海中軌道」とキャプションがある。

◆参考資料5『九州鉄道旅客便覧』
16丁に「香椎停車場」の項があり16丁から17丁にかけて「香椎潟海中軌道」の図がある。

◆参考資料6『福岡県名所図録図絵』
「大日本名所図録・福岡県之部」(明治三十一年、大阪大成館編)の改題復刻。
p.5の「官幣大社 香椎宮 筑前國粕屋郡」の図に、海上の線路を走る汽車が描かれている。

◆参考資料7『福岡近傍図』
明治二十六年発行の地図。第一号「香椎」と第四号「箱崎」に香椎潟の海上に敷設された線路を確認できる。

◇参考URL1『絵葉書「香椎」筑前香椎潟』
(福岡市博物館収蔵品データベースより 20260318最終確認)
https://jmapps.ne.jp/fukuokacity/det.html?data_id=39117
説明に「昭和時代」とあるが、香椎潟の海の上に線路が敷設されている写真が確認できる。

◆参考資料8『定本夢野久作全集』1
フィクションではあるが、福岡を舞台にした短編小説「空を飛ぶパラソル」(初出『新青年』昭和四年十月号)の中に次の文章がある。
p.382「九州本線の下り列車は、いつもの通り風光明媚な香椎潟を横断して」

参考文献

タイトル 注記
香椎東 p.4-7,p.10,p.144-146
糟屋郡志 p.28
香椎 表紙及び「香椎地域の変遷」の項
博多駅史 p.55
九州鉄道旅客便覧 16-17丁
福岡県名所図録図絵 p.5
福岡近傍図 第1号、第4号
定本夢野久作全集 1 p.382

参考URL

タイトル 注記
絵葉書「香椎」筑前香椎潟 福岡市博物館収蔵品データベースより 20260318最終確認

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