今月の青少年コーナーの展示は、青少年と暮らしの交流室内にある仕事と暮らしコーナーとの勝手にコラボ展示「(青少年の)仕事と暮らし」です。青少年、おもに中学生、高校生向けに書かれた仕事や暮らしに関する本を集めてみました。展示本を読み終えたら、次は大人の階段をのぼって隣にある「仕事」、「暮らし」コーナーの本を手に取ってみませんか。
エール! 1/ 大崎 梢/著 / 実業之日本社
中高生の皆さんからすると、働いている大人はなんだかしっかりとしていて完璧に見えるかもしれません。でも実際は迷ったり、悩んだり、立ち止まったり…モヤモヤしていることもあります。それでも「この仕事でよかった!」という瞬間があるからこそ頑張ることができるのです。この本は登場人物たちのそんな瞬間を集めた短編集。きっとみなさんに「働くっていいな」と感じてもらえる1冊です。(たか)
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あたらしい働く理由をみつけよう/ 日本ドリームプロジェクト/編/ いろは出版
中高生の皆さんは、叶えたい夢に向かって努力をし、就きたい職業について考えたりしている途中だと思います。進路を考えるうえで「何のために働くのだろう」と考えることがあるかもしれませんが、このことは働く人たちにとっても難しい質問です。今回紹介する本の中には、さまざまな職業につく36人が登場します。何のために働くかという問いには36通りの答えがあります。自分らしくキラキラ働くヒント満載の一冊です。(しな)
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僕のお父さんは東電の社員です/ 毎日小学生新聞/編/ 現代書館
東日本大震災直後、東京電力の責任問題が世間を賑わせていたころ、毎日小学生新聞宛に『突然ですが、僕のお父さんは東電の社員です』から始まる一通の手紙が届きました。この本は、この手紙の記事を読んだ子どもたちが、自分たちの生活、社会、将来を考えて綴った返信をもとに構成されています。大人になるということは、子どものときに思っていたよりも難しく、また、大人になっても世の中は分からないことだらけです。考えていけば何かが分かり、変わるかも知れない。ただ、私が思うのは「知ることは生きること」ということです。(おお)
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新13歳のハローワーク / 村上 龍/著/ 幻冬舎
この本は世の中に存在するありとあらゆる職業について紹介している本です。自分が好きなことや自分の得意科目から辞書のようにして職業を調べることができるのがこの本の特徴です。自分が将来なりたい職業を調べる使い方だけでなく、世の中にはこんな仕事があるんだなぁ!という自分が知らない職業についての新たな発見ができる面白さがある一冊となっています。(はま)
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